勾玉日記

黒川 和嗣のブログです。

経営

"自走する思考を目指して"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。本日は社会課題の考察ではなく、 “自走する思考”をテーマにお知らせを少しさせて頂きたいと思います。 “はてなブログ”では政治経済を軸に社会課題について考察をし 、"note"では神道や文化を軸に社会課題を考察していました…

"2021年リカバリーの鍵は、脱ゼロサムゲーム"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。今年は、私にとっても皆さんにとっても感染症一色の一年だったでしょう。年初に“グローバル化からシームレス化へ”と題し、加速度的に変化する時代の中で、世界秩序再編に向けたアップデートを国家も組織も個人も続けなけれ…

“民主主義を溶かす 3つの幻想「溶解する民主主義。」4/4”

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。「溶解する民主主義。」をテーマに大統領選や大阪都構想、東アジア地域、長期視点の国内問題を軸として考察を行いましたが、もう少し身近な論点にも触れたいと思います。 これまでの考察通り、民主主義の溶解は多角的な事象…

"若者は選挙へ行こう!、は虚無の世界線 「日本よ、目を背けるな」3/4"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。前回はゼロリスクを求める過度な自粛や、国際社会への責任や貢献を伴わない人権主張、男女各々のポジショントークに根差す差別運動など、口当たりの良いことに終始する日本の風潮に問題提議を行いました。過度な自粛には経…

"フォロワー数ビジネスの終焉から「発酵経済」の幕開け"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。緊急事態宣言が解除され、感染症への関心が減少するなか、今度は自粛による心理的負担がインターネット上で ”誹謗中傷” などの形となり顕在化しています。この問題は過去にもありましたが当時に比べ、現代ではネット社会へ…

"ニューノーマル 五感的解像度を生きる「発酵経済と五感的解像度」5/5"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。"発酵経済と五感的解像度" では感染症対策とテクノロジーによってもたらされる社会変革をマトリクス図を用いて考察しましたが、ポイントは"地方分散化"、消費経済から"発酵経済"へ、外需や内需と並ぶ"仮想需要の台頭"でした…

"Withコロナの虚像と深淵からの手招き「発酵経済と五感的解像度」4/5"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。前回はマトリクス図を使った、社会変容について考察を行いました。巷でも騒がれている "With コロナ構想" に近い内容となったでしょうか。しかしこの "With コロナ" には正直なところ二つの違和感を感じています。一つ目は…

”発酵経済と五感的解像度「発酵経済と五感的解像度」3/5”

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。最近は正直、世間の喧騒に辟易としていました。現在では経済的危機が煽られるようになりましたが元々、全体的な社会封鎖が及ぼす作用として存在していたものでしたし、それに伴う補償や教育改革が行政のシステム上、潤滑に…

”出口戦略から次のフェーズへ「発酵経済と五感的解像度」2/5” 

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。本日、安倍総理による緊急事態宣言延長の会見が行われましたが想定通りの内容といったところでした。繰り返しになりますが、出口戦略無き規制には、更なる規制か済し崩し的による緩和しかありません。 さて”大省人化社会の…

”自粛という延長と延命の狭間「国民感情が引き起こす作用」4/4”

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。5/1に緊急事態宣言延長の方針が固まりました。これは当初から想定されていた方向性で、本稿でも指摘してきたように”出口戦略無き規制は永遠に続く”というものです。規制を掛けると=緩和の”理由”が必要であり、明確な条件設…

”大省人化社会の幕開けと仮想需要 「発酵経済と五感的解像度」1/5”

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。前回も触れましたが、基本的に感染症は”封じ込めれば終わり”ということも”ワクチンが完成し終わり”ということもなく、長期的に医療体制を拡充しながら”集団免疫”と”感情的許容”を獲得し、最終的にインフルエンザや風邪のよ…

"Carlos Ghosn氏と司法制度の本質"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。年の瀬からここ数日、SNSやマスメディアでは "Carlos Ghosn氏逃亡"についての報道で過熱しています。しかし、そこで議論がなされている多くは、"逃亡が犯罪である"ことや"逃亡の方法"、"関わった犯人探し"が主であり、"何故…

"反日諸国とこそ結ぶべき、国家間相互依存性 「国際社会に於ける反日問題」4/6"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。前回までは「国家間摩擦への対応」を分析してきましたが、今回は「相互依存性」の側面で考察を行います。 「国際社会に於ける反日問題」3/6 第1項 "反日の4カ国に対抗する磐石政権" 第2項 "西洋視点に映る、米国民の命を買う…

"国際社会に発信された「日本司法の闇」"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。先月より私事で時間を取られてしまい、久しぶりの更新となってしまいました。今回は「芸術」をテーマにと考えていましたが、予定を変更し「日産のゴーン氏問題」を取り上げたいと思います。 この問題は単なる「日本企業の不…

"21世紀の産業革命が求められる理由"

黒川 和嗣(くろかわ かづし)です。本日は、日本企業における既存システムについて、”不正”の観点から考察していきます。 ■時代との乖離 高度経済成長期の日本では、品質保証(以下、品証)が強みとして挙げられていました。それは画一化教育による、斑のないク…